セルベリアがんばる

ＷＯＷＯＷ映画感想。

オープンウォーター２。
ヨットで海に出た６人の男女。楽しく泳いではしゃいだ後、船の戻ろうとしたら・・・。
肝心の船に上がるハシゴをおろしていませんでした。さあ、どうやって船の上がろうか！？

ヨットにのったことが無いとわからないことですが、船はハシゴがないと海からは
そうやすやすと乗り込めないそうです。船があるけど海から出れない。そんな恐怖。
６人と一緒に「どうやったら船の乗り込めるか？」を考えて、海の恐怖を味わう感じですね。
前作の１は、サメだらけの海に二人が残されるって映画でしたが、今回はサメはなし。安心。
でももうバットエンディングしか思いつかない(ﾟ∀ﾟ*)
でもビジュアルの怖さは１は凄かった。マジモンのサメの群れのなかに役者を放り込んだそうで。
僕だったらサメに食いつかれる前に恐怖で心臓止まっちゃうね！

もいっこ。韓国映画「チェイサー」。
元刑事で出張ヘルスの元締めをやっているジュンホ。最近連絡なしで逃げる女の子が続出し、頭を
悩ましていた。そして今日も一人連絡がつかなくなる。顧客の携帯から、ジュンホは
逃げた女の子すべてが最後にあっていた客が怪しいと気づく。だが捕まえてみたその男は、
女の子達すべてをノミとかなづちで撲殺したのだとあっさり自供するのだった。
そして最後の被害者、ミジンはまだ生きていると言うが、現場が分からない。
ジュンホは独自にミジンの捜索を始めるが、期限は証拠不十分で釈放される１２時間後。
果たしてジュンホは犯人が釈放されるまでにミジンを見つけ出せるのか？

「レオナルド・ディカプリオでハリウッドリメイク」というので見てみました。
韓国で実際に起こった３１人連続殺人鬼を元にしたサスペンス。
まるでしらない映画でしたが、すっげえ面白かったです。最初から釘付け。
演技、映像ともにやっぱり韓国映画はパワフルだ。
１５禁がついてるだけあってえげつない殺人描写、韓国らしいアバウトで
乱雑な町並み、親しみやすいけど横暴な人柄。主人公も魅力的で行動や言動ににやけちゃう。
商売ネタを探すおっさんから、人情と単純に女を救いたいと行動する漢に。
犯人も異常性が際立って警察との会話ひとつをとっても怖くなるぐらい。一見普通すぎるからか。

そしてよくあるハリウッドの猟奇殺人のサスペンスと違って、犯人探しがメインじゃないのが
目新しい気がしました。最後の最後で犯人を見つけ出すとかじゃなくてね。
普通に住宅街にある現場と被害者をどう見つけるのか？
このあたりはコミカルな面白さ。だが後半は・・・・(´Д｀)ｶﾞｸｶﾞｸ
こういう展開も韓国らしいなって思いました。でも衝撃だった(´Д｀)

こういう前情報一切無しで見つかる面白い映画って嬉しいですねえ。
最近は韓国映画あんまり見てなかったけど、やっぱり日本とは違う「らしさ」がありました。