セルベリアがんばる

観たことを後悔する映画「ファニーゲームＵＳＡ」をＷＯＷＯＷで観ちゃった。

湖の別荘にやって来た仲良し三人家族。お隣の夫婦に話しかけるとどうも様子がおかしい。
「後で会おう」と口約束をして別荘に入ると、お隣の使いだと名乗る青年が現れこう告げる。

「卵をわけてくれませんか？」

「ひたすら不愉快」「理不尽すぎる後味の悪さ」だとかいう前評判を聞いていて
気にはなるけど怖くて見れなかった映画。ちなみにリメイク作品。
さて、自分ホラー映画は大好きなんですが、二の足を踏む
映画ってのもいくつかありまして。「オーディション」とか「ホステル」とか。
これらの映画はスプラッタ描写がヤバいとの触れ込みで、スプラッタはなあ・・・・。
怖いって言うか気持ち悪いだろうし・・・・。みたいなね。ヘルレイザーとか凄まじかったなあ(´Д｀)

で、この「ファニーゲーム」は前知識を一切入れないで観るととんでもない目に合うタイプの
映画で、観客に一切の希望を与えず不愉快にさせることを目的としているそうです(´Д｀)
残念というか幸いというか、怖さのあまりある程度前知識を入れていた自分は
結構あっさり見れてしまいました。重大なネタバレも含めて(´Д｀)

ただ覚悟する点は「なんの落ち度もない家族が酷い扱いを受けて皆殺しにされる映画」
だということ。だから、最初から観るのなら自己責任で観ろってことですね。

一番怖かったのはこの青年二人組が徐々にサディスティックに変化していくあたり。
二人の家族への嬲りパートに入ると、僕は不愉快というかその状況に陥れられた家族の
心情や行動にちょっと感心しながら観ちゃいました。精一杯の抵抗をするか？従順になるか？
だから、意外と普通に面白かった・・・・。いや、異常者じゃないですよ？(´Д｀)